「FUNAI」ブランドで知られる船井電機が東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。
近年の海外メーカー台頭で価格競争が激しくなり、売り上げが減少しており、負債金額は461億円のようです。
船井電機と業務提携を結んでいたヤマダ電機の今後の対応が注目されています。
今回は、船井電機の破産の原因とヤマダ電機の今後の対応についてまとめました。
船井電機破産手続きへ
「FUNAI」ブランドで知られる船井電機が破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。
ヤマダ電機の電化製品売り場では「FUNAI」の電化製品を見たことがある方が多いと思います。
船井電機は1961年に設立され、1980年代以降にテレビやビデオなどの映像機器やプリンターやエアコンなど事業を多角化していきました。
このところは中国メーカーなどとの間で販売競争が激しさを増しており、業績が悪化。
船井電機がことし8月に公表した昨年度の決算によると、最終損益は131億円の赤字、ことし3月末時点の負債総額は461億円となっています。
老舗メーカーの破産のニュースに筆者自身もびっくりしました。
ヤマダ電機の今後の対応は?
両社は2016年、10年間の独占供給の業務提携を結んでおり、ヤマダ電機のみが船井電機の商品を扱っています。
ヤマダ電機は船井電機の破産手続き開始決定を受けて声明を発表しました。
ただし今回の声明は、船井電機破産手続き開始の報道を受けて出したもので、ヤマダ電機は詳細は把握していないようです。
ヤマダ電機は「船井電機の今後の動向を注視していく」「追加情報が分かり次第、逐次対応する」としています。
船井電機破産手続きをうけて世間の反応は?
船井電機の製品は安くて頑丈で、私たち利用者にとっては大切な存在である老舗メーカーであったと思います。
コメントにも破産のニュースを寂しいと言っているユーザーが沢山いました。
まとめ
老舗家電メーカーである船井電機の突然の破産手続きで、驚いているユーザーも多くいることと思います。
ヤマダ電機は今後の対応を責任をもって対応していくとしていますが、部品供給などメーカーが破産しているために難しい部分が出てくるかもしれません。
ヤマダ電機が具体的にどこまで対応してくれるかも今後注目されていきそうですね。
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